AtCoder青色になりました
はじめに
初めまして、BSerです。
AtCoder Beginner Contest 194でAtCoder青色(Rating 1600-)になることができました。
いい機会なのでほぼ放置気味のこのブログを引っ張り出してきて、競プロ界隈でよくある色変記事というものを書いてみることにしました。
(あんまり得るものはないかもしれません…)
自己紹介
初めて色変記事を書くので、まずは個人的なプロフィールです。
- 今年で5年目になる28歳の社会人です。SE系の職に就いてはいますが、あんまり仕事でコーディングすることはありません
- 一応情報科学系の院を出ているので、情報科学の基本的なところ(グラフ理論など)は授業で一通り学んでいました
- ただ、真面目に授業は受けていなかったので、AtCoderやり始めの時は完全に記憶から抜けていました……
- 院生時代に少しだけAtCoderをやりましたが、本格的に始めたのは2019年(社会人3年目)からです
- 職場の先輩に第1回PGBattleに出ようと誘われ、特訓のためAtCoderに出たところからハマり始めました
得意な問題
- 構築
- グラフ
- 全探索
苦手な問題
- DP
- 二次元累積和など添え字で頭がバグるやつ
過去の色変
長くなったので別記事にまとめました。
水色→青色
2019年6月~2021年3月の1年9か月です。
ちょっとずつ分けて振り返ってみます
2019年6月~2020年1月
- ABCのE問題に壁を感じており、基本的に得意の早解きでしか順位を上げられない状況でした
- そのため、D問題あたりで躓いた場合は低いパフォーマンスが出ています
- 水色になれた安心感から惰性でAtCoderに参加していたのだと思います
2020年1月~2020年6月
- パフォーマンスが徐々に上がってきますが、まだE問題には壁を感じています
- 一方で早解きのスキルは上がっており、青パフォも出せるようになってきました
- この頃から「青になるにはE問題、F問題の壁を乗り越えないといけないなぁ」と思うようになっています
2020年7月~2020年12月
- 7月頃、少し競プロに対する気持ちが萎えたため、コンテストに出るのを一旦ストップしていました
- 復帰戦のABC178でいいパフォーマンスをたたき出し、競プロに対するモチベが戻ってきました
- 徐々にE問題に対する勝率が上がってきています、簡単な問題の場合は全完できるようにもなりました
2021年1月~2021年3月
- 徐々に積み重ねてきたレートが1500前後に達し、このままいけば青になれそうな雰囲気を感じ始めます
- E問題に対する勝率も上がり、壁を打ち破った感じがあります
- そんな中ABC193で黄パフォをたたき出し、一気に青にリーチをかけました
- あわよくばこれで青になってほしかったですが……
- プレッシャーの中ABC194で青になることができました
なんで青色になれたか
取り組み方に絞って書いてみたいと思います。
振り返ってみると一部の期間を除いて毎回コンテストに参加していることがわかります。レートが上がっても下がっても参加し続けたのが大きな要因かと思います。
私は社会人&飽き性なので、あまり平日に精進する時間をとれません。解けても1日に1~2問程度です。バチャも集中力が持たずに途中でやめてしまいます。
なので、とにかくコンテストに出るということをしました。(これができたのは単純に競プロが楽しかったからだと思います。)
問題が解けてレートが上がったら「実力がついている」、レートが下がったら「苦手分野が分かった」みたいな感じで結果を全て都合いいように解釈しました。 こう考えることで失敗した時でもメンタルを崩さずに済みます(私の場合は)
また、コンテスト中に挑戦して解けそうだったけど解けなかった問題はその日か翌日に少なくとも方針は理解するようにしています。 (前述の通り飽き性なのでACまではいけないこともあります)
こういった感じでコンテストでコツコツと身に着けたものが今年に入って発揮できるようになったんだと思います。
これから
とりあえずは細々とAtCoderを続けようと思います。ただ黄色になれる気は一切していないので、少しペースは落とそうかなと思います。青色中位くらいまで行けたらいいな…
ちょうどヒューリスティックコンテストも始まったことですし、そちらにも手を出してみようかと思います。
お読みいただきありがとうございました。