今年の10曲(前編)~2019年~
前置き
このブログでは初エントリとなりますが、いきなり音楽の話をしたいと思います。
2019年もいい曲がたくさん生まれましたね。
作曲から離れて久しいですが、音楽は細々と聞いています。
個人的にはSpotifyさんが本領発揮してきていろんないい曲をリコメンドしてくれて、ひたすらに通勤時が楽しみになりました。
2018年までは聴く曲のジャンルが偏っていたのですが(主にJ-Coreとかそこらへん)、 今年はロックだったりポップだったりとメジャー寄りの音楽を多く聴いた気がします。
↓Spotifyさんの統計↓
ということで、今年は去年よりいろんな曲を聴いてきた自信があるので、出来るだけいろんな角度から今年の10曲を選ぼうと思います。 音楽知識があんまりない自分のうっすい感想もお楽しみください。
今年の10曲 前編(曲名/アーティスト)
順番に特に意味はありません
- SLEEPWALK / ヒトリエ
- 眩しいDNAだけ / ずっと真夜中でいいのに。
- ジェニーハイラプソディー / ジェニーハイ
- BUBBLE-GUM MAGIC / KEYTALK
- グレートジャーニー / Creepy Nuts
1. SLEEPWALK / ヒトリエ
有名ボカロP、wowakaさんが率いていた四人組ロックバンドの切なさが引き立つ楽曲です。
4つ打ちのキックを中心として、いろんな音が散りばめられており、たまに4小節目に入るスネアが心地いいです。 サビに入るシンセのビブラート加減が物悲しさを引き立ててくれますね。
もうwowakaさんの新しい曲を聴くことは叶いませんが、いい曲を残してくれたことは間違い無いと思います。
2. 眩しいDNAだけ / ずっと真夜中でいいのに。
「ずっと真夜中でいいのに。」は ACAね という人が参加していることだけが判明している、ほぼ正体不明のアーティストです。
EP、アルバム、ツアーと今年は「ずっと真夜中でいいのに。」が大躍進した1年だったんじゃ無いでしょうか。
さて、この曲は切なさと激しさが同居したような曲です。
ボーカル・ギター・ドラムというシンプルな編成から曲が始まり、曲が進行していくにつれて、ギター・ピアノ・ベースといろんな楽器が追加されていき、サビに向けて盛り上がっていきます。 サビになるとボーカルの歌い方も感情的になり、一番の盛り上がりどころとなります。(サビなので当たり前ですが……)
後半には ACAね さんのボーカルもどんどん感情的になり、楽器隊もどんどんと盛り上がっていき、激しいギターソロと共に余韻を残して終わります。
「ずっと真夜中でいいのに。」は歌詞が独自の世界観を描いていることでも有名ですが、この曲も例外ではありません。
歌詞はいろんなところで考察されていると思うので、ここではそこまでは触れません。(歌詞を解釈するのはあまり得意では無いので……)MVも色々と意味深ですね。
「ずっと真夜中でいいのに。」は世界観が統一されているので、これにはまった人は他の曲も聴いてみてはどうでしょうか。 『サターン』とか『勘冴えて悔しいわ』とかもいい曲です。
3. ジェニーハイラプソディー / ジェニーハイ
「BAZOOKA !!!」という番組発の、川谷絵音・中嶋イッキュウ・小籔千豊・くっきー!・新垣隆からなる五人組バンドです。
これだけ聞くと「よくあるコミックバンドか……」と思いがちですが、作詞作曲が川谷絵音なので、曲のクオリティは一級品です。 (川谷絵音はゲスの極み乙女、indigo la End、ジェニーハイ、その他……といろんなバンドをプロデュースしています。超人か?)
さて、そのバンドから選んだこの一曲ですが、端的に言うと「自己紹介ソング」です。
Bメロ?ではメンバーの近況を紹介し、サビの部分ではひたすらバンド名とメンバーの名前を紹介しています。 新垣さんの事を「ゴーストライター」といじったり、「事務所は4つの理不尽バンド」と自虐?したり、色々特徴的な歌詞です。
ただ、音・メロディーが個人的に大好きなので選びました。
音作り的にはあまりバンドサウンドではなく、全体的に打ち込み的な音で構成されています。 また、サビに入る前のシンセとピアノの音が物悲しさを引き立てます。
サビに入ったらベースの音とボーカルが追加され、さらに物悲しくなります。(ただし歌詞はバンド名紹介)
正直サビだけで私はやられました。ボーカルのかすれ具合もあいまって個人的にどストライクでハマりにハマり、2日間この曲しか聴いてませんでした。
他にもちゃんとバンドしているいい曲もあるので気に入った人はそちらもどうぞ。
4. BUBBLE-GUM MAGIC / KEYTALK
今を時めく四人組ロックバンド、KEYTALKが今年の夏に出した曲です。
カッティングギターがひたすらに心地よく、キャッチーなメロディ、わかりやすい歌詞と売れ線一直線の曲です。(褒めてます) 聴いていてひたすらに心地いいです。
近年のKEYTALKは個人的に「キャッチーなメロディを青春もしくはパリピ感ある歌詞に乗せて少し高いトーンで歌いあげる」というイメージがあります。 特に「キャッチーなメロディ」と言う部分に関しては私が聴いているアーティストでは一番かと思います。
ただ、昔の曲ではそうでも無い部分もあり、そこを掘っていくとまた違った楽しみがあります。
5. グレートジャーニー / Creepy Nuts
open.spotify.com (すみません、Youtube動画がありませんでした)
Creepy Nutsは日本一のMC・R-指定と世界一のDJ・DJ松永からなる1MC1DJのHIPHOPユニットです。
背景知識として、2人ともどちらかというと「陰キャ」という特徴があり、その学生時代の苦い経験を元にした曲を多く作っています。
そんな彼らが今やメジャーデビューを果たし、ツアーで全国を飛び回る売れっ子になり、HIPHOP界のスターとなった状況を等身大に描いているのがこの曲です。
R-指定はとにかく滑舌がいいので何を言ってるのか聞き取りやすいです、それが心地よさにも繋がっているかと思います。
ビートも懐かしい感じのギターがリフを奏でており、こちらも心地よいです。
いろんな曲を聴き込んでいるとわかり細かいネタがリリックに散りばめられているらしいですが、それは解説しているブログがあるのでそちらへのリンクを貼ります。 upiupiupi.com
Creepy Nutsはヒプノシスマイクにも楽曲を提供していて、ここからのさらなる活躍が期待できますね。
他のCreepy Nutsの曲もどうぞ。
書いていたら思ったより長くなったので前後編に分けました、後編ではもう少しマイナーなアーティストを紹介しようと思います。
後編はこちら