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今年の10曲(後編)~2019年~

前置き

ということで、前後編に分けた後編になります。前編はこちら bser-assistant.hatenablog.jp

前編では(米津玄師、King GnuOfficial髭男ismほどではありませんが)メジャーな人たちを紹介していました。

後編ではもう少しマイナーな人たちを紹介したいと思います。

今年の10曲 後編(曲名/アーティスト)

順番に特に意味はありません、Markdownの仕様上1から番号を振られています。

  1. Turning Up / 嵐
  2. バベル / Dimension-3(一ノ瀬志希、二宮飛鳥)
  3. 週刊少年ゾンビ / サイダーガール
  4. クラッカーシャドー / 秋山黄色
  5. Playlist / Shinn Yamada
  6. 月暮らしが治るまで / まちがいさがし
  7. Oh No / 15MUS
  8. 夜に駆ける / YOASOBI
  9. 妄想ロマンス / CUBERS

6. Turning Up / 嵐

と言っておきながら、ゴリゴリに有名な嵐の楽曲から紹介します。

嵐の説明は不要と思うので省略しますが、この曲の背景について少し説明します。

嵐は今年の10月にYoutubeチャンネルをいきなり開設し、代表曲のMVをアップロードしました。

その後もライブ映像をコンスタントにアップロードし、それはもうすごい勢いで登録者数を伸ばしていたのですが、 そんな中デビュー20周年になる11/3に生放送を行い、「サブスク解禁」という衝撃的なニュースとともに公開されたのがこの曲です。

ということで、「新しいステージに行く」と言うことをテーマにしているような気がします。

英文が散りばめられた歌詞、今までにないDanceな曲調などなど、嵐にしては異色な曲と思うのですが、不思議なことに「嵐の曲」としてすぐに受け入れることができました。

さて、ようやく楽曲の話になりますが、一言で言うと「シャレオツ」です。

Bメロ?と感想のサクラップ以外は四つ打ちではなく、若干崩したリズムで曲が進行していきます。 そのおかげで首が振れます、ひたすら楽しい。

芯が強いキックの時点でもう大好物ですが、周りの音がひたすら聞き心地がいいです。

ベースの低音も主張が強く、それを補うようにストリングスとシンセサイザーと嵐の歌声が重なっています。気持ちいい。

作曲者はAndreas Carlsson / Erik Lidbomスウェーデンのアーティストです。J-POP界ではよくみる人らしいですが、この曲まで知りませんでした。

2020年に活動休止しますが、それに向けて駆け抜けていくのを予感させるような曲でした、今後が楽しみ。

7. バベル / Dimension-3(一ノ瀬志希、二宮飛鳥)

デレマスからも一曲、ゲーム内のアイドルユニットDimension-3によるゴッリゴリのクラブナンバーです。

ロングVer. がすでに発売されているのですが、試聴が公開されておらず、有志によるショートVer. のMVとなりますがご容赦ください。 また、以降ではロングVer. 前提の話をします。こちらもご容赦ください。

以下のリンクから一部試聴できるのでどうぞ。

music.apple.com

試聴してもらうとわかりますが、ブッリブリのベース音に重たいキックが重なっており、それだけで好きな人は発狂ものです。

すごいところは、ボーカルが乗ってもそれが全く崩れないことです。アイドルソングという側面があるため、ボーカルを前面に押し出さないといけないのですが、それでもってすごく調和しているので、どちらの側面でも楽しめます。

サビ直前で二拍三連のボーカルの後、パンが振られた音がきて、指パッチンのような音(Vengense Houseにあったような)…… これだけでもう最高です。(Youtubeだと1:14くらいから)

ロングVer. の二番のサビ直前にも同じような箇所があります。ですが、そのまま安直にサビには入らず、一度シンセのメロディとボーカルのカットアップを聴かせてからボーカルが入ってきます、これが本当に憎い。

ということで、ひたすらにすごい曲です。名古屋のライブもすごかった、Hotel Moonside、Radio Happy、これとデレマスのクラブ曲はライブで伝説になりがちですね。

作曲はBNSI(バンダイナムコサウンドスタジオ)のミフメイさんです。

今までBNSIのクラブサウンド担当と言ったらTaku Inoueさんがいましたが、BNSIを退社されたのでどうなってしまうのか……と思っていたところ、 この曲が出てきたのでもう安心です。

風の噂によるとTaku InoueさんからBNSIのクラブサウンド担当を任された…とのことですが、どうなんでしょうか。

8. 週刊少年ゾンビ / サイダーガール

私が今一番大好きな炭酸系ロックバンド、サイダーガールが12月にリリースした曲です。

もうタイトルの時点で勝ちですよね、こういうタイトルマジで好きです。

わかりやすいリフにわかりやすいサビ、爽やかな歌声、それでいて曲調はちょっとひねってくる。

私が初めて聞いた時は「ハマるほどでもないかなー」と思っていたのですが、今ではゴッリゴリにハマりました。

この曲は歌詞も結構好きで、よくある甘酸っぱい青春ソングを「若干内気な学生」目線で描いてくれます。

「周りに合わせてしんどくなるし、ひとりもなんだかさみしくて」「簡単に起き上がれないよな」「いのち短しでもまあ明日から頑張ってみましょうね」などなど、よくある青春ソングとは若干違う歌詞が見え隠れするかと思います。

私みたいな内向型人間にはこういう歌詞が刺さりに刺さるので、サイダーガール にはどハマりしてしまいました。

サイダーガール本人たちは顔出しをしないので、毎回「CIDER GIRL」というイメージガールがMV出演をするのですが、これがマジで可愛く、MVも青春一直線で27才の会社員には刺さりに刺さります。

サイダーガール、マジで売れてほしい。

ぜったいぜつめいは私が今年で一番聞いた曲です、おすすめ。2020年1月にアルバムも出すのでそれもおすすめです。

9. クラッカーシャドー / 秋山黄色

秋山黄色は男性シンガーソングライターです。

個人的に秋を感じるテイストのロックです。

コード進行はシンプルなものなのですが、リフやメロディ、それと歌声のおかげでコード進行が引き立っているような気がします。

音楽自体はすっと身体に染み込んできます、なのに感情に響く何かがあるという。 うまく言葉で説明できませんが、何か強い力を持っているではないかと思います。

新進気鋭のシンガーソングライター、今後もいい曲を出していってほしいです。

10. Playlist / Shinn Yamada

Shinn Yamadaはシンガーソングライターです。 あんまり情報が出てこなかったので、まだまだこれからなのでしょうか。

ただ、音楽性には目を見張るものがあります。

この曲はボーカルとおしゃれなカッティングギターから始まります。これだけで私はハマりました。 それ以降に入ってくる動くベースも本当に気持ちがいいです。

どの楽器を取ってもそこらへんのメジャーの楽曲と遜色なく、こんな才能が眠っているのかとびっくりしました。 (Spotifyのレコメンドから見つけたので、背景情報を何も知りませんでした。今調べて本当にビビりました。)

休日の朝に電車に乗りながら聴きたい良い曲。

11. 月暮らしが治るまで / まちがいさがし

10曲超えちゃいました。ここからは手短に紹介していきます。

まちがいさがしは「社会人4人組インターネットロックバンドによる自己内省音楽」とTwitterのプロフィールに書いてありました。

実際その通りだと思います、儚げなボーカルに乗せて内省的な歌詞を歌い上げます。

この曲の歌詞は結構言葉遊びが多く、内省的からは距離が遠いかもしれませんが、背景には内省的な部分があるのが見えるかと思います。

深夜に部屋の片隅で聴きたい、しっとりして良い曲。

12. Oh No / 15MUS

15MUSは神奈川県のHIPHOPトラックメイカーです。

Chillな曲を中心としてリリースしているので、これがはまった人は他の曲もハマるかと思います。

強めの低音にオートチューンがかかったようなラップ、リバーブがかかった丸い音のシンセが曲のChillな雰囲気を存分に醸し出してくれます。

深夜、1人で徘徊しながら聴きたい曲。

13. 夜に駆ける / YOASOBI

YOASOBIは、「monogatary.com」で2019年7月〜9月にかけて実施されていたコンテスト「モノコン2019」内の「ソニーミュージック賞」で大賞に輝いた物語を楽曲化するために結成された新生音楽ユニット。(引用元)

知りませんでした。いろんな音楽のプロデュース方法がありますね。

イントロのピアノリフでもう心が奪われました。ボカロっぽいぞと思っていたらAyaseというボカロPが書いているみたいです。

ところどころにボカロっぽいテイストのメロディを感じながら、それでいて今風の何かも感じる曲かなと思います。

夕方〜夜に聴きたい曲、チュウニズムに入りそう。

14. 妄想ロマンス / CUBERS

聴けるボーイズユニット、CUBERSの楽曲です。 CUBERSの1人、末吉9太郎はアイドルオタクの真似をするTwitterがバズり、「それなー」というセリフで一部では有名です。

高い楽曲性を評価されていると、公式のHPに書いてありますが、まさにその通りです。

歌詞は聞いているこっちが恥ずかしくなるような甘酸っぱい歌詞で、楽曲はJ-POPど真ん中でありながら低音はしっかりと強い、聴き心地の良い楽曲です。

朝、家を出たところで聴きたい曲。

あとがき

というわけで14曲くらい紹介してしまいました、1曲でも聞いていただければ幸いです。

2020年も良い曲がたくさんありますように。